導入事例

– INTERVIEW

これまで苦戦していた関東圏の学生の採用に成功!採用活動の効率化にも貢献

業界:機械(自動車・自動車部品、金属製品、輸送用機器)

従業員数:8,566名(2022年3月31日現在)

採用課題

理系学生の母集団形成、電気・電子や情報系学生へのアプローチ

導入の決め手/狙い

理系学生に企業側からアプローチができ、スカウトでありながら採用工数の削減につながる

効果

ターゲット学生からの応募多数獲得、関東圏上位校の学生の採用に成功

株式会社椿本チエイン

株式会社椿本チエインは、チェーン事業を主軸にモーションコントロール事業、モビリティ事業、マテハン事業の4事業を展開しています。 特にチェーン事業で扱う産業用チェーンと、モビリティ事業で扱う自動車のエンジンに使用するタイミングチェーンシステムでは世界トップシェアを獲得。 1917年に創業して以来、“ものを動かす”技術を進化させ続け、26カ国81拠点で事業活動を展開し、社会課題の解決に取り組んでいます。


人事部 事業支援係
北村 啓

取材日:2022/05/18

地元以外の理系高学歴学生の獲得に苦しむ

ーTECH OFFERを導入するにあたって、採用上の課題はありましたか?

大きく2点あります。

1つ目は、採用の母集団形成に苦戦していた点です。
学生に椿本チエインという会社がなかなか認知されていないこともあり、これまでナビ媒体が開催する説明会にも参加していましたが、母集団形成の部分ではやはり不足感が否めなかったという感じです。

2つ目は、電気・電子や情報系の学生の採用です。
弊社は機械部品メーカーの印象が強いため、機械系を専攻している学生の応募は多いのですが、実は電気・電子系や情報系の学生も非常に必要としています。

しかし、弊社自体がそもそも認知されていないところに加え、電気・電子や情報系の学生が必要だということもアピールしなければならないため、この部分への対策が必要でした。
こうした課題解決のため、TECH OFFERの導入を検討するに至りました。

ーTECH OFFER導入前は採用課題に対してどう対策されていましたか?

合同説明会の参加以外にも、いわゆるナビサイトを活用したり、大学に直接説明に伺ったりなどしていました。
直近では、YouTubeに会社紹介の動画を上げてみたりと新しい取り組みも行ってます。

これまで採用実績がなかった関東圏の学生へのアプローチ・採用に成功!

ーTECH OFFER導入のきっかけはどういったところだったのでしょうか?

先ほど説明した採用課題に対しての解決手段として適していると考えたからです。
TECH OFFERは理系学生が多数登録しているため、弊社のターゲット学生にアプローチできる可能性が高いと考えました。
また、弊社側から学生にアプローチして採用活動を行う必要性を感じていたため、ダイレクトにオファーできるTECH OFFERの導入を決めたというかたちです。

ー現在のTECH OFFERの活用方法について教えてください。

まずは学生にオファーを出して、返信のあった学生に対しては基本的に電話で面談するようにしています。
電話で弊社のアピールをしたあと、弊社イベントに誘致するといった一連の流れをTECH OFFERを通して行っています。

ー率直にTECH OFFERを利用した感想はいかがですか?

1つは学生の返信が思ったより早く、優秀な学生が登録しているという印象を抱いています。
また、他のスカウト型サービスだと自分でオファー文を一から作らなければなりません。
しかし、TECH OFFERの場合はオファー文作成のサポートもいただいているので、学生へのオファーにそこまで工数がかかっておらず、費用対効果が非常に高いなと感じています。

ー具体的にはどのようなサポートがありましたか?

オファー文をこのようにした方がいいというような文章面のアドバイスであったり、現状の採用状況から「このぐらいの数のオファーを出した方がいい」というようなアドバイスもこまめにいただいています。
そのため、実際のオファーに関してもほとんど工数がかかっていない印象なので、業務効率の観点からも非常に助かっています。

ーオファーを出した学生からはどのような反応がありましたか?

弊社の場合、機械部品の会社ではありますが、AIの活用など電気・電子や情報系の学生が興味を持ちそうな情報を書いてオファーを出しています。
そうすると、学生からは「機械部品の会社でAIなどのテクノロジーが活用されているとは全く知りませんでした!」と驚きの声がでて、興味を持ってもらえるケースが非常に多いので、そこで「面談しましょう!」と学生に伝えると「ぜひ!」と前向きな反応をいただけることが多いです。

これまでの合同説明会やセミナーなどでは、反応は得られるものの、そのイベントに来てくれた学生にしかアプローチができませんでした。
そもそも弊社を知らない学生は弊社のブースにも来てくれないので、アプローチできる範囲も限られてしまうし、ターゲットとしている学生へのアプローチも難しかったですね。

ーTECH OFFERを通して出会った学生で印象に残っている方はいますか?

これまではあまりご縁がなかった関東圏の学生に出会うことができ、この学生が非常に印象に残っています。
TECH OFFERを通じてオファーを出しましたが、最初は本当に興味を持っていない感じで、なんとなく返信が返ってきたという状況でした。

そこから電話面談を行い、自社の魅力について説明をした結果、夏のインターンに参加をしてくれました。
そして、冬のインターンにも参加してもらい、そのまま選考に進んで最終的に内定まで至ったという流れです。
こういったケースは弊社でも初めてだったため印象に残っています。

また、別の入社承諾をした学生は、オファーへの返信があって面談をする中で、地方在住のため地元で仕事がしたいという話をしてくれました。
そのため、会社の話だけではなく、その方の就職相談などにものりながら、ただの人事と学生という関係ではなく、先輩と後輩のような形で話を続けていました。
結果として、学生側もこちらの熱意に惹かれたようで、弊社への入社を最終的に決めてくれたのです。

こういった学生とのやりとりを通じて、今まで出会えなかった学生に弊社を知ってもらい、採用に繋がったので、TECH OFFERを使ったオファー型の採用に非常に意義を感じているところです。

ー学生が御社に入社を決められた要因は何だったのでしょうか?

主に2つあると考えています。

1つ目は、採用した学生は電気・電子や情報系の学生だったので、弊社に入ってどのように活躍できるかを知らなかったこともあり、面談を通じてそこに対する理解を深めてもらえたという点です。

2つ目は、弊社のさまざまな社員に直接会ったことで、「会社の雰囲気に非常にマッチする」と学生に感じてもらえた点です。

この2つが入社を決めてくれた要因だったと聞いています。

ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。

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