導入事例

INTERVIEW

TECH OFFER経由で多くの内定者の獲得につながり、高い効果を実感

error 採用課題
マス向け広報で母集団形成が難しい分野の学生への効果的なアプローチ方法が未確立
flag 導入の決め手/狙い
狙いとする分野へ技術キーワードベースでアプローチ可能かつ低負荷な運用
done 効果
TECH OFFER経由で多くの内定者の獲得につながり、高い効果を実感

日産化学株式会社

1887(明治20)年に日本初の化学肥料製造会社として誕生して以来、130年以上の歴史を経て、令和の時代にも新たな価値を生み出し続けている。 精密有機合成、機能性高分子設計、微粒子制御、生物評価、光制御の5つのコア技術を基に情報通信、ライフサイエンス、環境エネルギー、基盤の事業領域で事業を展開している。 総合職員の40%が研究開発職であるなど業界随一で研究開発に非常に力をいれており、新しいものを創造することを重視し、ビジネスモデルを「独自の革新的な技術で社会の要請に応える未来創造企業」と定めている。

業界:化学、薬品、化粧品

従業員数:2,640名

人事部
吉野 治仁

取材日:2021/04/21

「どこにいるのか分からない」自社ターゲット層へのアプローチに苦戦

ーTECH OFFER導入の背景にあった、新卒採用の課題について教えてください。

当社では理系学生を対象とした研究職、生産技術職、また全学部を対象とした営業や経営企画、人事などの事務系総合職の採用を行っております。全職種を広くナビ媒体や合同説明会等のイベントを通じ募集していますが、従来の手法では応募が集まりづらい、やや特殊な分野や、学生から見た時の当社のイメージと少しずれた分野の学生へのアプローチに課題がありました。例えば、研究職の対象となる計算科学や遺伝毒性の素養をもった学生や、生産技術職の対象となる機械電気系の学生です。
計算科学の素養を持った学生を探すのは非常に大変で、「計算科学」とストレートに名がついた研究室は少なく、対象となる学生は材料系や合成といった分野の研究室に所属しつつ、計算科学の専門性を持っているというケースが多いです。そのため研究室名であたっても、計算科学を勉強していた学生をピンポイントで探すことには無理がありました。
また、生物系では、今年は特に遺伝毒性を勉強された学生を採用したいと考えていましたが、当社が知る限りでは、この分野の研究室は全国に10の研究室があるかないかくらいです。そのため、マッチする学生がどこにいるのか把握できない状態で、そのような学生に対してどのように効率良く当社を知ってもらうかという課題がありました。

ー以前は、そうした学生を探すために、どのようなアプローチをされていたのでしょうか。

自社イベントを企画し積極的に広報をしたり、ダイレクトメールを計算科学の研究テーマを持っていそうな研究室に広く送っていました。しかし、実際に対象となる学生がいるかどうかも分かりませんし、私たちの手で直接学生の手元まで届けられないので、効果が見えづらい部分があり、満足な母集団形成が出来ていませんでした。そこで、なんとか対象となる学生にピンポイントでアプローチし、母集団をしっかりと作りたいと考えていました。
TECH OFFERなら、計算科学などの技術キーワードで絞り込むことでアプローチできるので、確実に対象となる分野の学生に認知してもらえることが大きなメリットです。

向かって左から 人事部  吉野 治仁様、村梶 春香様

オファー型サービスを運用するうえで技術キーワードの重要性を実感

ー以前にオファー型採用サービスを運用していたとお聞きしておりますが、使ってみて違いを感じることはありますでしょうか?

はい、以前に機電(機械・電気電子)の学生を採用するためにオファー型サービスを運用したのですが上手くいきませんでした。専門性を中心に学生側の登録情報を見ながら一人ひとり当社とマッチしているかを確認しアプローチを行っていたのですが、工数がかかり、沢山のオファーを送ることは難しい上、返信があっても、当社での活躍フィールドが本人の希望する仕事と一致せず応募に至らないということも多くありました。

当社のスタンスとして、「オファーでは当社を知ってもらうことに注力し、その後多くの自社コンテンツに触れてもらったうえで興味を持ってもらい採用したい」という思いがあります。
そういった意味ではTECH OFFERは技術キーワードがマッチしている学生に半自動でオファー送信ができるので、多くのオファーを送れるという点は魅力ですし、そのうえで興味がない学生は反応しませんので、最初の段階で当社に興味がある層が自然と残ってくれ、その後当社のコンテンツに触れる中でより強く興味を持っていただける点がスタンスにマッチしていますし、とても効率的で限られたリソースで採用活動をおこなううえでは非常に役に立っています。

ー限られたリソースとのことですが貴社の採用活動は何名程度で行われるのでしょうか?

一応5人ですが、実質2.5人くらいですね。その人数で研究職・生産技術職・事務系総合職40名程の採用を行います。面接の段階になると、各部門からのヘルプもありますが、母集団形成は我々主導で行っており、たくさんのリソースは割けず、手間のかからないTECH OFFERは非常に重宝しております。

登録学生の志向性もマッチしている

また当社の場合、技術系では「大好きな研究を通じて社会に貢献したい」と思う学生を採用したいと考えています。採用もどの部門に配属になるか予め定まらない形ではなく、例えば、研究職の計算科学分野で採用し、そのあとにキャリアアップしていくというように、各領域での研究職配属が学生の希望に沿って約束されています。自分の専門性を活かしていきたいという技術志向の人に訴求していきたいと考えた時にTECH OFFERの登録学生の志向性というのも当社に合っていると感じています。

ー実際にTECH OFFERを利用しての手ごたえはいかがでしょうか。

今年も、技術職で35名程の採用を目指しています。そのなかで、TECH OFFERで採用したい分野の技術職は35名のうち10名です。その10名のうち4名はTECHOFFER経由で内定につながり、 高いフィット感を感じています。また別の媒体などから内定にいたった方も4名いますが、その4名についてもTECH OFFERでオファーを送った学生です。10名の目標に対し8名がTECH OFFERを通じて出会った学生であり、自社の求める学生にリーチできたことを実感しています。見つけにくい分野や技術にフォーカスを当てオファーしているということを考えるとマッチ率も良いと思いますし、高い効果を感じています。

ー今後、TECH OFFERのサービスやサポート面で期待することはどんな点でしょうか。

結果が出ており満足をしているのですが、ターゲットとする分野の登録学生がさらに増えると嬉しいです。

またものすごい数の技術キーワードが紐づいた学生もいるので、マッチするキーワードに優先順位をつけるなど、マッチングの精度をより高める工夫をしていただけるとありがたいです。
多くの学生との質の高いマッチングにより採用活動をより良いものにできるよう、今後ともお力添えをお願いできればと考えております。




日産化学株式会社様の採用活動に関する取り組みを紹介させていただきます。

就活生に研究開発の様子を全部見せる「キャリアマッチングLIVE」

「化学メーカーでやっている研究開発を全部見せます」というコンセプトで「キャリアマッチングLIVE」という、将来やりたいことを見つけてもらうためのイベントを、毎年開催しています。

このイベントでは、11~15の全研究領域から各2人以上の研究員が現場に来て話をします。ブランドとキャリア理解を深めてもらい、今後の研究者としてのキャリアをきちんと見定めて頂きたいと思っています。
そして、日産化学という会社にも興味を持っていただけたら入社して欲しいと考えています。
「何をやっているのかかわらないけど、話を聞いてみたら、自分の専門性が活かせることがわかった」というところに繋がってくれると嬉しいです。

「話を聞いてみたら、自分の専門性が活かせることがわかった」というところに繋げたい。

実際の現場の話を聞くことで、「合成をやっていたんですが、様々な合成の技術を使って農薬製剤などの薬の形を作るというこれまで全く考えたことがなかった研究分野が一番刺さりました」「分析の仕事がめちゃくちゃおもしろそう!」といった、新たな発見の場になっているようです。
大学の専攻だけではイメージできないような研究分野を知っていただきたいですし、学生から見えづらい職種や仕事を伝えていくことで、「何をやっているのか分からなかったけど、話を聞いてみたら、自分の専門性が活かせることがわかった」というところに繋がってくれると嬉しいので、幅を広げてもらうような見せ方をしています。
アンケートでも「このイベントで、自分のやりたいことに確信が持てました」といった言葉をもらったりするので、非常にやりがいがあります。